高校や大学をはじめとした、学校や塾などで広まっている「オンライン授業」。タブレットやパソコンなどがあれば好きな場所で受講でき、病気療養中や不登校の生徒でも学習しやすい授業形式です。本記事ではオンライン授業の種類や、メリット&デメリット、効果的な受け方のコツを紹介します。
出典:pixta.jp
オンライン授業とは、インターネットを介して遠隔で行う授業のことです。生徒はパソコンやタブレットなどの機器を使用して、講義を視聴。高校や大学、塾など多くの教育機関で導入が進んでいます。
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オンライン授業には大きく分けて2つの形式があります。
あらかじめ授業を録画しておき、オンライン上で配信する形式です。実施時間が決まっていないので、生徒は自分の好きなタイミングで、繰り返し視聴できます。
ライブ配信型は、決まった時間に講師がリアルタイムで授業を配信する形式です。ZoomをはじめとしたWEB会議ツールを使って行われることが一般的。チャット機能を使って先生に質問できたり、生徒同士で意見を交換できたり、コミュニケーションをとりやすいのが特徴的です。
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オンライン授業のメリットとしては、以下のような点が挙げられます。
まず第一のメリットは、自分の家など好きな場所から授業に参加できるという点です。インターネット通信のある環境と、デジタル端末があれば、どこからでも授業が受けられます。わざわざ通学する必要がないため、学級閉鎖時や悪天候時に加え、病気療養中の人や不登校の人も授業を受けやすいのが特徴です。
専門知識を持つ外部講師や著名人による授業は、地方をはじめとした遠隔地に住んでいると、なかなか受けづらいもの。しかしオンライン授業であれば、住んでいる場所は関係なく受講できるため、生徒が興味関心や知識を深めるいいきっかけになります。
オンデマンド型の授業であれば、時間や場所の制約がないため、仕事と学習を両立している人や、日中に学校に通うのが難しい人も、学習しやすいというメリットがあります。都合がつくタイミングや、自分の好きなペースで勉強を進めることが可能です。
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メリットがたくさんあるオンライン授業ですが、デメリットもあります。
通信環境が悪いと、途中で画面がフリーズしてしまったり、音声が途切れてしまったりすることもあるでしょう。そうした場合、大切な部分を聞き逃したり、集中力が続かなくなったりするおそれがあります。
1つの教室に集まって行う対面授業とは違い、オンライン授業は人目がないため、集中力やモチベーションの維持は難しくなります。自分で計画的に勉強を進められるタイプでなければ、ついさぼってしまうことも考えられるでしょう。
オンライン授業でもチャット機能やリアルタイムでのやりとりは可能なものの、通常の対面授業と比べると、質問や意見はしづらいことが多いです。同時に話せる人数に制限があったり、チャットのメッセージが流れてしまったりして、その場で疑問を解決するのが難しい場合もあるでしょう。
テレビの音や人の話し声など、他に気になる音があると、どうしても集中力は切れてしまうもの。自分の部屋や自習室など、静かで集中できる場所を選んで授業を受けるようにしましょう。
イヤホンやヘッドフォンを使えば、音声がよく聞こえ、周りの音も遮断できるのでおすすめです。
オンライン授業を受けるにあたって多い悩みは、通信トラブル。きちんと通信環境が整っていないと、授業への参加が叶いません。
Wi-Fiがきちんと通信機器に届いているか、その速度は遅かったりしないかを、受講前にしっかりと確認しておきましょう。
「必須授業を受け忘れていた」「受けなければいけない授業が溜まってしまっている」などの困った事態が起きないよう、あらかじめ受講スケジュールを立てておきましょう。
授業の実施スケジュールを事前に確認しておいたり、「〇月中に第〇講までは終わらせる」といった目標を決めたり、授業形式や自分のタスクに合わせて、スケジュールを立てておくとスムーズです。
オンライン授業ではスクリーンショットを活用したり、画面録画を行ったりして、ラクに授業内容を記録しておける便利さがあります。
しかし、より内容を記憶に残しやすくするには、自分の頭で情報を整理しながらノートを取るのがおすすめ。手元にペンやノートを用意しておき、要点をメモしながら授業に参加してみましょう。
A:オンライン授業は、人の少ない静かで集中できるところで受けるのがベターです。テレビの音や話し声が聞こえる、誘惑が多い環境で受けるのはおすすめできません。自分の部屋、自習室、図書館、コワーキングスペースなど、自分が集中できる環境を選びましょう。
A:オンライン授業に集中できないときは、スマホやゲームなど、気が散る原因となるものを片づけるのがベター。また、イヤホンをして周りの音を遮断するのも効果的です。
授業を何コマも連続で受けているときや、長時間課題に取り組んだあとなど、疲れがたまっている場合は休憩をとるのもひとつの手です。
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登校しなくても、自分の好きな場所や時間で参加できるオンライン授業。メリットとデメリットを理解した上で、集中できる環境や自分に合った受講スタイルを作り、うまく活用しましょう。