「通信制高校へ行こう」がおすすめする通信制高校

公開日: 2022年1月26日 更新日: 2022年9月2日

 

高校と聞くと毎日通学する全日制高校をイメージするかもしれませんが、高校の種類は全日制・定時制・通信制の3種類があります。全日制と定時制のイメージはできても、通信制はよく分からないという方が多いかもしれません。
この記事では、3種類の高校それぞれについて解説し、通信制高校のメリットなどもご紹介いたします。また、関西圏にある通信制高校についても、ご紹介いたしますので学校選びの参考にしていただければ幸いです。

通信制高校とは?

通信制高校と聞いて、どんな学校なのか詳しく知っている方は少ないのではないでしょうか?
通信制高校とその他の高校との違いやどんな人が通信制高校に通っているのかご説明します。

“高校の種類”

高校の種類ですが、下記の3つに分かれています。それぞれの違いを簡単に説明します。

全日制高校

入試は公立5教科、私立で3教科の試験が行われ、学力が学校のレベルに見合わなければ入学できません。
入学時期は4月。学年制が採用され毎日、通学し出席日数と試験の結果によっては留年して同じ学年をやり直すこともあります。高校の中で最も数が多いため、自分に合う学校を選びやすいのも特徴です。

定時制高校

入試は3教科あります。入試では学力よりも学習意欲などが重視されます。
入学時期は4月。学年制でほぼ毎日4時間前後の授業を受けます。
多くの定時制高校は、4年制で出席日数と試験の結果で卒業資格を得るのは全日制高校と同じです。
高校卒業に必要な最低限の学習内容が多く、進学に必要な学習は難しいと言えます。

通信制高校

入試は書類選考と面接。作文がある場合もあります。入学時期は4月と10月。単位制が採用され、毎日通学する必要はありません。
レポート提出、スクーリング(通学)、試験の結果で単位取得が認められ、3年以上の在籍と74単位取得で卒業可能となります。この3年以上の在籍と74単位取得は全ての種類の高校で共通した卒業条件です。

“通信制高校にはどんな人がいるのか”

通信制高校にどんな人がいるのかイメージしにくいのではないでしょうか。通信制高校には主に「目標がある人」「働いている人」「通学が難しい人」この3つが挙げられます。

目標がある人

スポーツや音楽、芸能活動など明確な目標や夢がある人に通信制高校は向いています。
練習や活動時間に重点を置いて、勉強は空いている時間に行えるので毎日通学し授業を受けなくてはいけない全日制高校ではできない学習スタイルです。

働いている人

働きながら勉強するのは定時制高校のイメージがありますが、通信制高校もそういった方に向いています。
定時制高校は夕方から授業を受けますが、お勤め先と学校が離れていると通学が困難になります。
通信制高校は自宅学習が中心なので働かれている方にも適しています。

通学が困難な人

元々通っていた学校の環境が合わないといった理由から通学が困難になり、通信制高校に入学・転入された方は少なくありません。
通信制高校は学習やメンタルサポートの体制が整っている学校が多く、無理なく卒業資格が取得できる環境が整っているためです。

通信制高校を選ぶメリット

通信制高校ならではのメリットと言えるものは何があるでしょうか。

“自分のペースで勉強できる”

通信制高校のメリットは自分のペースで勉強できる点です。全日制では毎日、決まった時間に登校し授業を受けなければいけません。
しかし、通信制は毎日、登校する必要がなく自分の好きな時間に自宅などリラックスした環境で学習できます。
レポート提出やスクーリングを行う必要はありますが、勉強以外にやりたいことがあればそちらに時間を割くなど、やりたいことや自分のライフスタイルを守りながら学習できるのがメリットの1つです。

“高校卒業資格が取得できる”

2つ目のメリットは高校卒業資格を取得できることです。全日制、定時制、通信制のどのタイプの高校でも卒業条件を満たせば、高校卒業資格を取得できます。
しかし、他の学校で人間関係などの悩みから不登校になり、高校卒業を諦めかけていた方にとって、通信制高校のシステムは非常に有効です。
学校によっては年数日のスクーリングで単位が取得できるため、不安やストレスを抱え続けたまま学校生活を送ることにならずに済むためです。

“普通の高校では学べない専門的な勉強ができる”

3つ目のメリットは専門的な勉強ができる点です。
通信制高校の中には、高校卒業資格を取得するための勉強以外に美容や医療にプログラミング、その他にも様々な専門的な知識や技術を学べる学校があります。
高校卒業後に進学して専門知識を学ぶことも可能ですが、高校で専門分野の勉強ができる。
もしくは資格を取得できれば卒業後の進路の選択肢を増やすことができます。将来を考えた場合、非常に大きなメリットと言えるでしょう。

通信制高校へ行こう編集部おすすめの通信制高校

最後に当サイトでご紹介している通信制高校の特徴を簡単にご紹介いたします。

“八洲学園高等学校”

生徒の個性に合った幅広い学習スタイルを用意し、楽しく学校生活を過ごせる工夫が凝らされています。高校卒業資格だけでなく卒業後の社会生活で必要な知識も学ぶことで自立していくための教育・指導体制が整えられています。

https://chsevent.com/archives/schooldata/12365

“大阪つくば開成高等学校”

IT・プログラミング・芸術・調理・進学と生徒のニーズに応えた専門コースがあり、これら専門科目も卒業単位として認定されます。通いたくなる学校を目指し仲間作り・友達作りできる環境整備にも力が入れられています。

https://chsevent.com/archives/schooldata/11865

“京都美山高等学校”

日本で初めてインターネット教育を取り入れた学校で、ネット経由で提出するレポートと定期考査が単位として認定されます。最小年5日程度のスクーリングで無理なく学習して高校卒業資格取得を目指せます。

https://chsevent.com/archives/schooldata/12377

“京都芸術大学附属高等学校”

日本唯一の芸術大付属の通信制高校です。週3~5日登校して京都芸術大学などの教員からハイレベルな授業が受けられ、芸術分野の学習を行いながら高校卒業資格の学習ができ、学習・生活・進路面のサポート体制も整っています。

https://chsevent.com/archives/schooldata/11821

飛鳥未来高等学校”

「やればできる」をスローガンに3年間で卒業するためのサポート体制が整えられています。全国に60以上ある姉妹校と連携し、様々な専門分野の知識の習得・資格取得も可能で生徒の可能性を広げる教育体制が充実しています。

https://chsevent.com/archives/schooldata/11760

“ヒューマンキャンパス高等学校”

生徒が夢を叶えるための4つのコースが用意され、100種類以上の職種を目指せる40種以上の専門分野があり、ライフスタイルに合わせて基礎学力も同時に身に付けられる体制が整っています。

https://chsevent.com/archives/schooldata/12361

“奈良女子高等学校”

きめ細かい指導が行えるよう少人数制を採用し、学習サポートだけでなくメンタルサポートにも注力しています。各分野のプロから直接指導が受けられる体験型学習を取り入れ、生徒の将来の選択肢の幅を広げる体制も整備されています。

https://chsevent.com/archives/schooldata/12381

“高野山高等学校 広域通信制課程 高野山本校”

自宅学習を基本とし、年に数日の集中スクーリングで単位を取得できるよう体制が整えられています。東大や東京芸術大学への合格実績もあり、高校卒業資格だけでなく卒業の後の可能性を広げることもできます。

https://chsevent.com/archives/schooldata/12340

“ECC学園高等学校”

生涯学習機関ECCグループのスケールメリットを生かし、生徒が自分らしくいられることを尊重した教育体制が特徴です。インターネットを利用したレポート提出や複数の専門コースが用意されている点も特徴に挙げられます。

https://chsevent.com/archives/schooldata/11773

“松陰高等学校”

松陰高等学校では各学習センターが面接指導施設として認可されているため、山口の本校に通わずにスクーリングが受けられるメリットがあります。中学の学び直し・大学進学のための学習指導など個別指導体制が整っています。

https://chsevent.com/archives/schooldata/12347

まとめ

ここまで高校の種類と、通信制高校に通われている方の特徴や通信制高校に通うメリット、関西圏で通いやすい通信制高校についてご紹介いたしました。 通信制高校は全日制、定時制と比べて、どんな学校かイメージしにくいかもしれませんが、目標がある人、働かれている人や通学が困難な人など他の種類の高校に通うことが難しい方に適した学校です。

自分のペースで勉強できる反面、自己管理を行えないと高校卒業資格を取得するのは大変ですが進学に必要な学習や就職で有利になる知識や資格を取得できる学校も複数あります。通信制高校へ行こうでは合同個別相談会を開催しています。ぜひ、ご参加いただき、ご自分やお子様に合う学校選びにお役立てください。