在校生・卒業生の声
私は小中学生時代に不登校を経験しました。もともと全日制の高校を検討していましたが、毎日通学する必要があることに不安を感じ、通学スタイルを自分自身で選択できる通信制高校を選択肢として強く意識するようになりました。そして中学3年生の冬に、通信制高校の合同説明会でこの学校と出会いました。その際に、私と同様に不登校経験を持つ教員の方が明るく気さくに接してくださり、「将来、こんな大人になりたい!」と強い憧れを抱き、入学を決めました。
コースの授業が豊富で、得意なことや興味のある分野に合わせて自由にカリキュラムを組むことがができる点を魅力的に感じて入学しました。中学生の頃から心理学に関心があり、大学講義心理学コースを3年間履修しました。大学の教授や研究員の方が指導を担当するコースで、専門的な知識を高校生でも分かりやすいように教えてくださいます。心理学の他に調理や声優など様々なコースがあり、専門分野を楽しく学びながら単位を取得できる点が素晴らしいと思います。
先生方が生徒の「やってみたい!」を全力でサポートしてくださいます。私はキランメゾンという、この学校を拠点に、不登校の子どもの居場所づくりを行なう団体に所属しています。キランメゾンでは、クイズと脚本を創作し、学校のワンフロアを貸し切った脱出ゲームや、不登校の子どもを持つ親御さんを招き、生徒が自身の不登校経験を語る講演会など沢山の企画が開催されました。企画はどれも生徒が案出したもので、私自身も企画運営において先生方に非常にサポートしていただきました。生徒の情熱を応援し、協力してカタチにしてくださる先生方の存在が心強かったです。
少しでも興味があれば、ぜひ部活動に挑戦してみることをおすすめします。剣道部やコスプレ部など幅広く多彩な部活動が存在し、自分自身の手で一から新しく創部することも可能です。兼部も認められていて、私は日本文化部とカフェ部に所属していました。部活動は学年やクラスを問わず、共通の趣味をもつ素晴らしい仲間と出会うきっかけになりますよ。少しの勇気をもって挑戦してみれば、きっとあなたの居場所がみつかります。充実した学校生活となるよう、心から応援しています!